かつてないオーケストラ「ザ・ハーモニー」

1993年、
私が在籍していたドルトムント市立フィルハーモニーオーケストラ
(現ドルトムント・フィルハーモニー管弦楽団:同市立オペラ劇場に所属するオーケストラ。
1887年に設立され、ヴィルヘルム・シュヒター、マレク・ヤノフスキ、モシェ・アッツモン、
ジャック・ファン・スティーンなどの指揮者によって歴史を刻んできた。)は、
1993年6月、広島原爆被爆者の為のチャリティーコンサートを、彼の地にて、
モシェ・アッツモン指揮の下、
番場ちひろ(ソプラノ)堀米ゆず子(ヴァイオリン)をソリストに迎え開催しました。
1995年、
同フィルより8名の音楽家を迎え、
当時国内にあった22プロオーケストラからのピックアップメンバーを中心に、
オーケストラ「ザ・ハーモニー」を編成し、
飯守泰次郎指揮の下、
番場ちひろ(ソプラノ)堀米ゆず子(ヴァイオリン)をソリストに迎え、
広島・東京の2都市にて、
「We love the EARTH from HIROSHIMA」と題したアンサーコンサートを開催しました。

 

 

すべての言い出しっぺは私でしたが、
素晴らしいコンサートを開催することができました。
その後、
同名の「We love the EARTH from HIROSHIMA」という楽曲を作詞・作曲し、
広島エフエム放送「We love Music」という番組のテーマソングになり、
私が代表を務める「マイ・ハート・コンサート」推進委員会と広島市教育委員会の共催事業として、
「We love the EARTH from HIROSHIMA」をタイトル曲とした合唱CDを制作し、
広島県内の全小・中・高等々に、合唱譜面とともに無料配布しました。
先年、「ひろしまフラワーフェスティバル」のメイン会場では、
100名を超える官公庁音楽隊(広島市消防音楽隊、広島県警察音楽隊、陸上自衛隊第13音楽隊)が演奏し、
そして、
吹奏楽用譜面が県内全高等学校吹奏楽部に届けられました。

この楽曲「We love the EARTH from HIROSHIMA」は、
これからいろんなところで目に耳にして頂ける機会が出てくることと思います。
気にお留め置き頂ければ幸いです。
しかし、
1995年の「ザ・ハーモニー」はとんでもない音楽家の集まりでした。
国内すべてのプロオケからメンバーが集まったのは、あとにも先にもこの1回こっきり!
恐るべき面子をご覧あれ!