オッテンザマー氏率いるクラリネット・トリオ「ANTHOLOGY」のコンサートに参加

7月2日(日)は、
東広島市にある東広島芸術文化ホール「くらら」にて、
「ANTHOLOGY」という、
クラリネット奏者ダニエル・オッテンザマー氏が率いるトリオのコンサートに出かけました。
私たち「マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま」も合図というものはしませんが、
彼らもその通りで、
3人が3様の3方向を向いていても音楽は途切れません。
とんでもないピアニッシモから、
ねじ伏せるようなフォルティッシモまで、
静寂から慟哭まで、
まさに、
さまざまな世界を創出する3人組でした。
いろんなヒントを頂きましたが、私の弱さも痛感しました。
それから、
聞こうかと迷ったのですが、
ステージに出てから一度もチューニングをしません。
クラリネット特有の「水」を取り除くこともなく、
B管からA管にクラリネットを持ち替える時もマウスピースをセットするだけ。
チェロはチェロで、
楽章の合間、曲の合間(前半3曲、後半2曲+アンコール2曲)にも、
一度たりとも調弦はしませんし、
しかも、2曲は最終音が重音(5度)でした。
そして、3人とも背が高い!
きっと180~190センチ。
7月1日・2日のコンサートを聞き、
とにもかくにも、
ヴィオラともっとお友達に、
できれば大親友になりたいとますます思っています。