12年前の2013年4月18日(木)、
神戸市にて開催された第56回日本手外科学会学術集会「晩餐会」にて、
「縁」が巡り巡って、
私たち「マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま」がアトラクション演奏をさせて頂きました。
その時のプログラムです。
左上が、
2007年6月11日に交通事故に遭い、
救急車で搬送され、
若い整形外科医に両手橈骨骨折の手術をして頂いた際のレントゲン写真。
左下が、
その2週間後、
音楽家、しかもヴィオラ奏者ということもあり、
お世話になっていた生田先生に連絡が取れ、
プレートで固定する再手術をして頂いた際のレントゲン写真。
そして、
右の表紙にあたるレントゲン写真が、
プレートを取り去った後のもの(固定していたねじの穴がくっきりはっきりと)。
もっと丁寧に、
もっと患者の環境を考えて術式を選択せねば、
そして、
プレートを使う手術のメリットがプログラム内側に書かれておりました。
再手術をして頂いた際には、
すでに接合部分の骨がずれていて、
再手術をしていなければ、
今のヴィオラ奏者としての私はこの世にいなかったことでしょう。
2度の交通事故で、
2度とも3か月入院していた私が復帰した時、
「前より良くなったんじゃないの」とカルテットのメンバーが2度とも言いました。
今回もそれにあやかりたいと・・・。
