集大成の2曲:弦楽四重奏曲第13番ト長調op.106、同第14番変イ長調op.105への挑戦
マイ・ハート弦楽四重奏団ひろしま 「We love the EARTH from HIROSHIMA」定期演奏会 in 京都・東京・広島 2023
集大成の2曲:弦楽四重奏曲第13番ト長調op.106、同第14番変イ長調op.105への挑戦
飯守泰次郎先生が他界されました。
今を遡ることちょうど30年前の1993年6月、
当時私が在籍していたドルトムント市立フィルハーモニーオーケストラ(ドイツ連邦共和国)は、
広島原爆被爆者のためのチャリティーコンサート「Hiroshima’93」
(指揮:モーシェ・アツモン、ソプラノ:番場ちひろ、ヴァイオリン:堀米ゆず子)を彼の地で開催し、
同名の実況録音版CDを制作。
その後、
私は13年にわたるドイツ生活に別れを告げ帰国し、
1996年6月18日広島、19日東京にて、
当時日本にあった22プロオーケストラからのピックアップメンバーを中心に、
ドルトムント市立フィルからの8名を加えたオーケストラ「ザ・ハーモニー」を編成し、
「Hiroshima’93」のアンサーコンサート「We love the EARTH from HIROSHIMA」
(指揮:故飯守泰次郎、ソプラノ:番場ちひろ、ヴァイオリン:堀米ゆず子)を開催し、
3都市でのコンサート入場収入、及び、CD販売収益合計500万円を広島市に寄付しました。
実は帰国の際、
私には九州交響楽団事務局長のポストが見え隠れしていたのですが・・・。
それはさておき、
その「We love the EARTH from HIROSHIMA」を指揮してくださったのが飯守泰次郎先生!
そして、
私の能力を買ってくださり、
当時先生が音楽監督だった名古屋フィル事務局に来ないかとスカウトしてくださったのですが、
すでに「マイ・ハート弦楽四重奏団」を結成し、
ヴィオラ奏者として生きていく決心をしていた私は丁重に断らせて頂きました。
あの時、
別の道を選択していたならば、
どんな人生になっていたのでしょうか。
練習の第一音の後、
「沖田君、凄いよ!」とおっしゃった先生の言葉が、
そして、
その笑顔が忘れられません。
三次市民ホール「きりり」にて、
8月14・15・17日(16日は休館日)の3日間、
辻井淳(1Vn)、
釋伸司(2Vn)、
沖田孝司(Va)、
松岡陽平(Vc)のマイ・ハート弦楽四重奏団ひろしまは、
縁が縁を呼んだ同世代の友人であり「仲間」である、
松田淳一(録音エンジニア)、
池田卓夫(音楽評論家)、
リモートで参加の太田憲志(オタケンレコード)各氏に加え、
2人のアシスタントともに無事(?!)収録を終了しました。
収録曲は、
ドヴォルザークの最後の弦楽四重奏曲第13番ト長調と第14番変イ長調の2曲。
第12番ヘ長調「アメリカ」をご存知の方は多いかと思いますが、
第13番・第14番とも傑作です。
10月には、
8日(日)京都:青山バロックザール(京都)、
12日(木)東京:ルーテル市ヶ谷、
14日(土)広島:JMSアステールプラザオーケストラ等練習場に、
この2曲を引っさげて登場します。
詳細は近日中に!